2012年8月5日日曜日

Askaの新しい活動について

こんにちは。いつもAskaの商品を楽しみにして頂いているお客様、ありがとうございます。 残念な事ですが、最近意図的にこちらのブログがショップから削除されている、ということが起きています。 そのうえ・・ページにブログのアドレスを残したものまで消されています。 また勿論わざとページ上から削除される可能性がありますが、これからはもっとお客様に近い形で商品をお届けできるようにと考えています。(このように意図的に活動を妨害されないようにするのが目的です。) またこちらのページもご覧ください。 いままでと商品の値段的には同じくらい、または日本一時帰国中はお安くご提供することも可能です。 http://www.buyma.com/buyer/1163270.html また指名リクエストもお受けしていますので、よろしくお願いします。 ワジャの方でも応援していただいたお客様、これからはこちらのショップの方でも、何卒よろしくお願いします。

2012年7月28日土曜日

wajaの問題について

大変ブログの方ご無沙汰しています。 そしていつもAskaの商品を購入していただいている、お客様、本当にありがとうございます。 ここでこういうお知らせをするのは、とても残念で心苦しい事なのですが、最近ワジャのバイヤー・サポートの方との問題がありました。 そして、その件に関してかどうかはわからないのですが、私の最近の出品申請している商品の設定を、商品ページが完成した時点で、勝手に”商品ページを確認せずに出品する”に、”確認する”から操作され、こちらが確認する前に出品されてしまっているという事が起こってしまっています。 その方が意図的にやられているのかどうかはわかりませんが、やり取りに問題があった直後にこういう状態が起こるのは私としては大変遺憾です。 この件に関して、原因がわかり、バイヤーサポートの方との関係が修復されまでは、私も信頼関係を崩されてしまった気がなりませんので、出品を控えさせていただきたいと思います。 もし自分の気分を害されたと言って、こういう事をされているのであればとても残念です。 私の商品を待っていただいているお客様には、大変申し訳ありません。 非力ですが、それでも私なりに頑張っているつもりでしたので、今回のワジャの方の対応には正直私も大変ショックを受けています。 もしワジャの方が会社の対応としてこれが普通の事であるという考えであるのなら、お客様にはまた別の形でも、これからはAskaのセレクト商品をお届けできる方法も考えていかなければならないと思っています。 お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解いただけることを願っています。

2011年3月6日日曜日

Aska 大人気商品 追加再入荷情報☆

さてみなさま、今回はまたいつものLa Nouvelle!! de la modeに戻って、Askaの大人気商品の追加の新入荷情報をお届けします。

こちらは皆、入荷後即売した他、多数リクエストもいただいている商品です。
そして多くのご希望にお応えするために、一般販売用の商品も確保させていただきました。

またこちらでご紹介する商品は、出品前までにリクエストも可能ですので、是非お気に入りの商品がありましたら、Askaのバイヤー・ページ
http://www.waja.co.jp/waja/seller/29493.html
から商品ページ(*こちらは現在すでに売り切れのものとなっています)に入り、リクエストいただけます。

まずは、H&Mのお花柄 シフォン ラッフル付き ブラウス



http://www.waja.co.jp/waja/product.waja?itemId=192086

こちらの商品は、前の開きの部分の横に何段にもラッフルが入り、裾にも2段ラッフルの入った、小花柄にネイビーのリボンがとっても可愛いブラウスです。

前回の36,38サイズは即売しましたが、今回34,36サイズでご用意する予定です。(38サイズはすでに予約済み。)
販売開始は、3月中ごろを予定しています☆


次はH&MのDIVIDED商品で、”黒xヌード 水玉 リボン付き ブラウス”。



http://www.waja.co.jp/waja/product.waja?itemId=194420

前に身頃の衿部分から続いた、リボン結びのできるボウタイがついていて、とっても素敵なブラウスです。
色目も、今年も引き続きトレンドとして登場するヌード・カラーのベースに、黒のポルカ・ドット(水玉)プリントのコットン地の素材となっています。
春のセレモニー系にもピッタリの商品です☆

こちらも同じく、3月中ごろ再入荷予定で、サイズは36,38サイズをご用意しています。(34サイズはご予約済み。)


そして次にご紹介するのは、Zara Woman 本革 ヌード・ピンク カーフ・スキン ショルダー・バッグ



http://www.waja.co.jp/waja/product.waja?itemId=190921

このバッグは、バイヤーもショップで一目惚れした商品で、即買いしました☆ ^^)
しかし他を探してもかなり品薄な商品で、売り切れているZaraのお店がほとんどだったのですが、昨日Parisのオペラ座の近くのショップで、運命的な再開☆☆
もちろん即ゲットしました ^^)

こちらの商品前回入荷の商品の表に、折じわのようなものが入っていますが、今回のものはそういったものはなく、革の特色と思われる色むらもこちらでは見当たりませんでしたので、ほぼパーフェクトな状態のものをお届けできる予定です。

再入荷は3月末頃を予定しています☆

お気に入りは見つかりましたでしょうか?

もしこの他にも、サイズ違い(H&Mの2点)、色違い(Zaraのバッグの黒も有り☆)などご希望ありましたら、こちらの店頭にある限りはリクエストにお答えできますので、何なりとリクエスト欄のコメントを通じてお伝え願えれば、と思います。
( ご連絡いただいた時点ですでに売り切れている場合は、やむ終えずリクエストを解放させていただくこともありますが、何卒ご了承ください。 )

ワジャのリクエスト欄は、唯一つバイヤーAskaとお客様がコミュニケーションを取り合える場所でもあります。
またそれをフル活用して、お客様の好みや”こんな商品があったら欲しい!”など、是非ご連絡いただければ、と思います。

3月11日でバイヤー生活1周年を迎えます。

これからも何卒、″Aska”をよろしくお願いいたします。

Aska

2011年3月5日土曜日

Show must go on ... without John Galliano. - Dior 2012 autum & winter collection Paris yesterday-

" HOMAGE TO JOHN GALLIANO "

Such a quiet beginning of the show ...
after the president of Dior Couture, Sydney Toedano annouced " Au nome des victeimes de l'Holocausete... - in the name of the victimes of the * Holocausete - " in the strongest, the coldest and most difinitve tone to begin with.

and the silence lasted till the end of the Christian Dior 2012 autumn/winter collection's fashion show in Paris yesterday on 4th March.

"Sign ... ". Just one word to express such a pitiness of losing an extremely talented creative director John Galliano.

What a silent mood went all through the show.
It was nothing like usual.
Like a ghost town who lost their original italian habitants, which is now in the French territory near the Italian border in the Alps.

"Sad ..." I couldn't even imagine, they decided to proceed the show without him.
Because those couturiers, who have so much techniques, doesn't know " How to present the show. "

The choice and the volume of the music was nothing like usual Galliano's " Specutaclar Fashion SHOW. "

The models were walking one after another without expressions on their face like " ghosts ", or without posing like a real " manequines."

It was rather - or definitely - more like a presentation than a show.
Without him, it looked just like a funeral.

THEY DEFINITELY NEEDS A DIRECTOR OF THE SHOW !!!
- At least they needed a real stylist to present the show. -

ANYWAY, WHO DID THE STYLING ??
Look at the accessories nearly fallen off from the models' shoulders.
NO final detailed stylization by someone like him.
The whole collection looked like " someboby who lost his soul. "

No wonder why there were no applauses what so ever at the finale of the show - by all means ..- .
Dior has been back to the boring " Couture House " as usual before he entered in 1996.

Because, I know, even with those 100 of so-called " petites mains - small hands in French -" of couturiers, whose hands rended " homage " to at the finale, they won't be even "ONE" John Galliano.

Holocauste is the strongest term to express this John Galliano's case by the president.
He is one of the "Jewish" whom Galliano accused. - and definitely, personally upset as well -
( *Holocauste is the Greek term to express " whole burnt ", and also is used to mention the horrifying " genocide " of Jews during the World War 2nd by the Nazi Germany. )

I know it was the worst case which could have happened ...

However, no matter how biggest mistake he made in his life, his creativeness remains in our heart forever,and I still do believe he is the No 1 fashion designer in our actual time.
- and remind you, he didn't even kill one of those who had provoked him first and lead him to the " words of violence " ... -

I already miss his collections a lot !!!
I do believe that there are thousands of others who feel the same.

I'm waiting for you to come back someday in the near future, JOHN !!
Don't forget your talent. - I hope you will get over it and cure all your evileness in your heart. I hope your full recovery .. -

From one of the Central Saint Martin's graduates : Asuka Ochi



CHRISTIAN DIOR 2011-12AW COLLECTION without John Galliano on 04/03/2011 at Musee Rodin in Paris.
No applause what so ever at the finale of the show ...



JOHN GALLIANO 2011 Spring/Summer Collection,
with such a beautiful " Romantic & Decadant Mood. " with his soul in it.

However, the label John Galliano has just announced to cancell the show scheduled on this Sunday 6th March, and has decided to replace it to the smaller sacale presentation.

I don't know when will be the next time to see his show ... :(((

Additional note:
I only wrote this article to render my " homage " to John Galliano faithfully to the world.
However, I'm ready to rewrite it again in Japanese text to the Japanese readers & clients for my web shop.

- ご覧の皆さまへ: この記事の日本語版も近日中にアップする予定ですので、もう少々お待ち下さい。-

Aska

2011年3月2日水曜日

John Galliano has been fired by DIOR : ガリアーノ、ついにディオールを首に・・

今日のフランスのイブニング・ニュースはこんなタイトルで始まった。

”ディオールが、人種差別的発言をしたジョン・ガリアーノを解雇する、と今日の午後発表した。”

ビックリしたのなんのって...

こんなことが(と言っては失礼だが)テレビのトップ・ニュースになること自体日本ではありえないことなのだが(もし日本でTAOがComme des garcons を首になったから、といって誰が気にするであろうか?)、本当に何度も同じフレーズをアナウンサーを伝えているのを見て、ただ事ではない、と思った。

25日にこの事件がフランスのメディアに公になった後、”どうかご加護を☆”と願っていた私だったが、自体は思わぬ方向に進んでいた・・・私の知らないところで。

実は28日に、ガリアーノがマレで酒を飲んで、ぐでんぐでんに酔っぱらっているところをある外国人がフィルムを回していた。それは二人連れ(少なくとも英語を話せる)女の子たちで、面白がって色んな質問をし、ある意味ガリアーノを笑い物にしていた。

こんなことは、酔ってる人間なら誰にでもあることだと思うのが、あれほど酔っぱらっていると決して何を言ったかなど覚えてないだろう。
そしてかなりの誘導質問のようにも思える。
そしてこんなパーソナルにとったビデオをあろうことにも、世界中にViewerのいるYou tubeに投稿したのだ☆!!
これには、態度を決めかねていたディオールも逆上。
これ以上彼を保護して、逆にブランド・イメージを傷つけかねない、として(本当にそんなコメントを残している)ガリアーノを解雇すると、翌日のフランス時間の今日(3月1日)に声明を発表したのだ。

フランスの国営放送TF3のニュースでは、以下のように報道された。

”クリスチャン・ディオールが、クリエイティブ・ディレクターであるジョン・ガリアーノが人種差別的暴言をして逮捕された後態度を決めかねていたが、28日某インターネット・サイトに、その事件が起こる直前マレのカフェで”I love Hitler ! -私はヒットラーを敬愛している!-”と言った彼の様子がビデオに収められた様子が公開された。その直後にディオールは、法廷においてこの人種差別的発言をしたデザイナーを囲うことでのブランドと会社イメージが傷つけられるのを恐れ、本日の急な解雇へと踏み切った。パリは今ファッション・ウイークの直前だが、この金曜日ディオールのショーはこのクリエイティブ・ディレクター(ガリアーノ)なしで向かうこととなる・・・”

そして彼の15年に及ぶディオールでのキャリアを称えるように、今までのオートクチュールとプレタ・ポルテ(前回)の様子のビデオをオマージュのように流していた。
まるで彼のキャリアが”終わった”ということを告げるかのように。

本当にこの事は、心から残念である。あらゆる意味においても。

もしこのガリアーノの暴言の様子に興味ある方は、下のYou tubeからも見える。
だが、とっても後味の悪い気分になることは確かだ、ということは最初に言っておこう。



( 本当に彼は、彼が”憎んでいる”とこのビデオ中で言っている”醜い人々”異常に醜い気がする・・・ )

このビデオがいつまで公開されているのかはわからないが、これが本当に”彼を首にする”決め手となってしまった。

そして、アカデミー賞でオスカーを受賞し、授賞式で一度はディオールのドレスを着る予定だった、ユダヤ系女優、ナタリー・ポートマンがこのビデオを見た後、以下のようなコメントを残したことも、ブランド・イメージを一番に大切にするディオールにとってかなりの痛手であったようだ。

“In light of this video, and as an individual who is proud to be Jewish, I will not be associated with Mr Galliano in any way. I hope at the very least, these terrible comments remind us to reflect and act upon combating these still-existing prejudices that are the opposite of all that is beautiful.

‐ このビデオに関して、ユダヤ人であることをとても誇りに思っている一個人として言うと、これ以上ジョン・ガリアーノ氏と今後一切なんの関係をもたない、ということである。そして私は、少なくとも、この美しい人々に対して、これほどまの偏見が現代においても執拗に存在し続けている、ということを、このコメントによって知り、この事実に対して深く考え、戦わなければならない、ということに再び気づかされたのである。‐ ”

この偉大なる才能を、こんなバカなことで失うのは、本当に現代ファッションの歴史においても、昨年アレキサンダー・マックイーンを失ったのと同様、最大の痛手になるのは疑いの余地がない・・・。

しかしこの、ある時代を作り上げてきた、ファッション界の寵児たちが次々と不慮の事故や出来事において追われて行くのをみていると、ひとつの時代が終わりを告げているように、残念ながら思えてきてしょうがない。

私自身、彼らに憧れてセントラル・セイント・マーチンズ美術学校のファッション学部に入った。
ガリアーノはすでにかなり有名であったが、マックイーンは卒業直後。
同じクラスにマックイーンとその前の年までつきあっていた男の子までいた。
いわば″ Galliano & McQueen wanabees "たちの集まり。
誰もが彼らのようになりたいと強く願っていた。
しかし、”ひとつのことに優れていれば、あとはどうでもよい。”というような英国の風潮の中で、いくら才能があっても、本当に人間的に優れているかどうか、疑われるようなクラスメイトは数々いた。

そのメディアを通じて我々のイメージして見る”姿”と、実際の”姿”とはかけ離れている場合が多い。
今回の出来事、事件はそれを象徴しているかのようだ。
そして、”普通の人でよかったかも・・・”とそれを見て思ってしまう私。( ”!???”という意見もあるかもしれないが・・・^^;))

最後に、これ以上(少なくとも裁判の終わる数年間は)見られないであろう(そしてディオールでは永遠に・・・)ガリアーノによる最後の2011年春夏オートクチュール・コレクションを彼の長年のディオールでのキャリアに捧げるためにお届けする。
( しかし失うには美しすぎる・・・・ sign.... )



そして、本当に最後になったが、このニュースを見て、多少とも不快な気分になった方もいるであろう。
そんな方のために(といってはなんだが・・・)ジュエルの次の曲を送る。

Jewelはこの曲の中で、”You hate her because she's a piece of you ... - あなたはきっと彼女が自分の分身のように見えたから、そんなにも憎んでいるんでしょう・・・"と歌っている。

私は、ガリアーノだけではなく、彼を憎いと思う人々にもすべて、”醜いもの”、”ゲイ”、そして”ユダヤ人”、すべてのものに対して不条理な”憎い”という思いを抱く人に対して作った、この歌を心から捧げたいと思う。

- Watch out what she's singing, everyone ... He could be in every one of you . -

2011年2月26日土曜日

What happened to John Galliano !? ‐ジョン・ガリアーノに一体何が?‐

2月25日のフランスの夜のニュースでは、こんなニュースが次々と流れていた。

”クリスチャン・ディオールのデザイナー、ジョン・ガリアーノが逮捕。今は釈放されたが、来週金曜日に予定されているショーも危ぶまれている。・・・”

えっ、と思った私は早速ネットでこのニュースのことをチェック。
するとあちらこちらに詳細を載せた記事がみつかった。

そのひとつによると、

”デザイナーJohn Galliano(ジョン・ガリアーノ)が、パリ時間で24日の夜に暴行容疑で逮捕されたとAFPが報じた。John Gallianoは既に釈放されているが、大手メゾン「Christian Dior(クリスチャンディオール)」クリエイティブ・ディレクターのスキャンダルに、パリで披露される予定のコレクションに暗雲が垂れ込めている。

 AFPによると、パリ市内マレ地区でJohn Gallianoは、カフェテラスに座っていたカップルにいきなり近寄り、反ユダヤ的な暴言を浴びせたという。John Gallianoは警官に連行され、警察署の取り調べで飲酒していた事が判明。AFPは、パリ警察の調べに対してガリアーノが「なんでカップルにそんなことをしたのかは分からない」とコメントしたと伝えているが、他社メディアでは「ファッションウィークのストレス」と漏らしたとも報じられている。John Gallianoは警察で一泊した後、25日付けで釈放されている。

 イギリスのジブラルタルに生まれたJohn Gallianoは現在50歳。1996年に「Christian Dior」のクリエイティブ・ディレクターに就任後は、豪華な演出・クリエイションで華やかなオートクチュールを披露し、常に脚光を浴びている。パリ・ファッションウィークの公式スケジュールによると、「Christian Dior」の2011-12年秋冬コレクションは3月4日14時30分(現地時間)にロダン美術館で発表が予定されている。

Fashionsnap.com World News 25/02/2011 より ”

そうジョン・ガリアーノは昨年惜しくも亡くなったアレキサンダー・マックイーンと同じ、ロンドンの名門校セントラル・セイント・マーチンズ美術学校の出身。

まさか、ガリアーノにこんなことが、と思うが、まだディオールはこの後のジョン・ガリアーノの進退を決めかねている、という。

でもかなりの量の酒のを飲んでいたので、本人も覚えてないというほど。
酒のせいということもあると思うので、そして大事なショーの前、かなりのストレスがあったとしても驚くことではない。

Racist(人種差別)的なassault(攻撃)は許されることではないと思うが、こんなことで、彼の偉大な才能を失うということは、ディオールにとっても(そして我々にとっても)、ビジネス的にもクリエイティブなサイドからも確実に大きな痛手となることであろう。

ディオールの会社としての寛大な対処をお願いしたいと願うばかりである。


ジョン・ガリアーノ。


前回の2011年春夏のショーでのガリアーノ。


これからガリアーノのこんなに素晴らしいコレクションが見れなくなったしまうのか!?
こんなことでジョンの才能を失うのは、あまりにも惜しい。
どうかディオールの寛大な対処を心からお願いしたい。

2011年2月25日金曜日

Girl, Interrupted "17歳のカルテ": Angelina Jolie

みなさん、”17歳のカルテ”(原題:Girl,Interrupted -*心を病んだ少女、とかいう意味-)のアンジェリーナ・ジョリーが助演をした映画をご存知ですか?

リリースされたのは、1999年。
丁度、世の中(世界中が)世紀末&ミレニアムの雰囲気の中で、お祭り騒ぎとそれとは逆の終焉的な思想に取り巻かれていた頃。
私はこの映画を東京のあるミニ・シアターで見ました。
最初は話題になっている映画、ということもあり、その頃人気のあったウィノナ・ライダー主演で、しかしその助演の女優がスゴイ!ということも噂になっている映画でした。

最初この映画を見た時、(はじめてアンジェリーナ・ジョリーを映画の中で見た時)思わず、”すげ~☆!!”と心の中で叫んだほどです!
というのもこの映画(ご存じの方ももちろんいると思うのですが)、17歳の自殺願望の強い少女が療養所に入る、というところから始まります。(主演はウィノナ・ライダー)
しかし色々あって、たまたま同室になったアンジェリーナと最初はかなり確執もあったものの、徐々に二人の心が通じ合っていく・・・という映画なんですが、
しかしこのアンジェリーナの演技がすごいのなんのって!
本当に病んでるんじゃないかと思うくらい、この思春期のガラスのような心を持ちながらも、超悪ぶってるバッド・ガールの役を心の底から演じているように見えました。
( これでウィノナが食われているっていうのも納得・・・ )
そしてアンジェリーナはその年の助演女優賞のオスカーをアカデミー賞で獲得☆
もちろんこの後の二人の女優としての評価も、アンジェリーナはいくつかのミニ・シアター系の映画の中での役をこなしながらも、運命のように大女優の道を進み、ウィノナは今どうしているのやら?、という感じになってきました。( Who cares ? )

なんでこんなことを思い出したか、というとなぜか最近その頃に聞いていた音楽やそのイメージを思い出したから。
この間ブログにも書いた、Shea Segerなどもそうですが、その他Shawn Colvin, Aimee Mannといったシンガー・ソングライターの歌う歌が、そんなアメリカのSmall Townの”憂い”を思い起こさせたからです。-誰もが内に持っていながら、表に出せないでいる部分とか-

そう、その頃を思い出すとなぜかその頃住んでいた東京ではなく、よく聞いていた音楽や映画から感じる、アメリカのスモール・タウンの様子が目の前に広がって来るようだからです。-アメリカに行ったこともないので不思議です。-

そしてその同年に出た、" Boys Don't Cry "という今や大女優となったクロエ・セヴィニーがこちらも白熱の助演を見せたヒラリー・スワンク主演の映画(こちらは性同一性障害のレズビアンの女性が主役)のことを自分のフェイスブックにも書いたばかり。

(実際この作品がアメリカのスモール・タウンを舞台にしてたかどうかはちょっと定かではいのですが)どちらもbased on true story(実際に会った話)を元にしているという点と、狭い世界の中での人間の内側の葛藤を描く、という点では同じ分野の映画に当てはまるのではないでしょうか。

今やブラッド・ピットと結婚してからというもの超有名女優となったアンジェリーナですが、元々インディー系の映画からその才能と美しさを認められた女優。
前の旦那のビリー・ボブといた頃は、アンジェリーナも身体のあちこちにtatooを入れ、(実際17歳のカルテでも体中に掘られたtatooを消すのが大変だったと聞きます・・・)なんとビリーの血を分けて小瓶に入れて持ち運ぶなどの、かなりキワドイ”イカレタ”と思われるようなバッド・ガールを地でいくような言動が目を引いたのですが、(しかし私はこの頃の、ちょっと危ないアンジェリーナの方が何だか個人的には好き・・・)ブラッド・ピットと一緒になってからはその影がひそめてしまったように見えて、昔からのファンには”ちょっと物足りないな・・・(特に映画の中の役どころなんかにしても・・)”と思っていたところでした。

しかし、一度ブラッドとの仲が危ぶまれたという報道があってから後のアンジェリーナはまた豹変☆
なんだか鳥かごの中に入れられていた鳥が自由になったかのように、少し前の彼女が戻って来たような気がします。(しかし前が危なすぎたって話もありますが・・・)

映画″Salt”でも従来の彼女らしい魅力で、ロシアとアメリカの2重スパイを演じ切り、最近公開されたTouristでも、なんだかその彼女のちょっと危ない魅力がみえるようで楽しみ。
ちょっと私はスパイ&アクション映画は苦手な分類に入るのですが、この新作も機会があれば見てみたいと思います。



″ Girl, Interrupted "のポスター。(ウィノナ・ライダー)


映画の中のアンジェリーナ。


映画の中のアンジェリーナその2。
かっこよすぎます☆・・・


その年のアカデミー賞の助演女優賞候補でありながら、アンジェリーナに奪われたため、受賞を逃した、"Boys Don't Cry”の中のクロエ・セヴィニー。
でも彼女のこの映画の中の存在感もすごかったです ^^)

少し最近ファッションから離れて、Askaのパーソナルな思い出から好きな映画や音楽の一部をご紹介しましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?

ではまた次回お会いする時まで☆

”サヨナラ、サヨナラ”