みなさん、”17歳のカルテ”(原題:Girl,Interrupted -*心を病んだ少女、とかいう意味-)のアンジェリーナ・ジョリーが助演をした映画をご存知ですか?
リリースされたのは、1999年。
丁度、世の中(世界中が)世紀末&ミレニアムの雰囲気の中で、お祭り騒ぎとそれとは逆の終焉的な思想に取り巻かれていた頃。
私はこの映画を東京のあるミニ・シアターで見ました。
最初は話題になっている映画、ということもあり、その頃人気のあったウィノナ・ライダー主演で、しかしその助演の女優がスゴイ!ということも噂になっている映画でした。
最初この映画を見た時、(はじめてアンジェリーナ・ジョリーを映画の中で見た時)思わず、”すげ~☆!!”と心の中で叫んだほどです!
というのもこの映画(ご存じの方ももちろんいると思うのですが)、17歳の自殺願望の強い少女が療養所に入る、というところから始まります。(主演はウィノナ・ライダー)
しかし色々あって、たまたま同室になったアンジェリーナと最初はかなり確執もあったものの、徐々に二人の心が通じ合っていく・・・という映画なんですが、
しかしこのアンジェリーナの演技がすごいのなんのって!
本当に病んでるんじゃないかと思うくらい、この思春期のガラスのような心を持ちながらも、超悪ぶってるバッド・ガールの役を心の底から演じているように見えました。
( これでウィノナが食われているっていうのも納得・・・ )
そしてアンジェリーナはその年の助演女優賞のオスカーをアカデミー賞で獲得☆
もちろんこの後の二人の女優としての評価も、アンジェリーナはいくつかのミニ・シアター系の映画の中での役をこなしながらも、運命のように大女優の道を進み、ウィノナは今どうしているのやら?、という感じになってきました。( Who cares ? )
なんでこんなことを思い出したか、というとなぜか最近その頃に聞いていた音楽やそのイメージを思い出したから。
この間ブログにも書いた、Shea Segerなどもそうですが、その他Shawn Colvin, Aimee Mannといったシンガー・ソングライターの歌う歌が、そんなアメリカのSmall Townの”憂い”を思い起こさせたからです。-誰もが内に持っていながら、表に出せないでいる部分とか-
そう、その頃を思い出すとなぜかその頃住んでいた東京ではなく、よく聞いていた音楽や映画から感じる、アメリカのスモール・タウンの様子が目の前に広がって来るようだからです。-アメリカに行ったこともないので不思議です。-
そしてその同年に出た、" Boys Don't Cry "という今や大女優となったクロエ・セヴィニーがこちらも白熱の助演を見せたヒラリー・スワンク主演の映画(こちらは性同一性障害のレズビアンの女性が主役)のことを自分のフェイスブックにも書いたばかり。
(実際この作品がアメリカのスモール・タウンを舞台にしてたかどうかはちょっと定かではいのですが)どちらもbased on true story(実際に会った話)を元にしているという点と、狭い世界の中での人間の内側の葛藤を描く、という点では同じ分野の映画に当てはまるのではないでしょうか。
今やブラッド・ピットと結婚してからというもの超有名女優となったアンジェリーナですが、元々インディー系の映画からその才能と美しさを認められた女優。
前の旦那のビリー・ボブといた頃は、アンジェリーナも身体のあちこちにtatooを入れ、(実際17歳のカルテでも体中に掘られたtatooを消すのが大変だったと聞きます・・・)なんとビリーの血を分けて小瓶に入れて持ち運ぶなどの、かなりキワドイ”イカレタ”と思われるようなバッド・ガールを地でいくような言動が目を引いたのですが、(しかし私はこの頃の、ちょっと危ないアンジェリーナの方が何だか個人的には好き・・・)ブラッド・ピットと一緒になってからはその影がひそめてしまったように見えて、昔からのファンには”ちょっと物足りないな・・・(特に映画の中の役どころなんかにしても・・)”と思っていたところでした。
しかし、一度ブラッドとの仲が危ぶまれたという報道があってから後のアンジェリーナはまた豹変☆
なんだか鳥かごの中に入れられていた鳥が自由になったかのように、少し前の彼女が戻って来たような気がします。(しかし前が危なすぎたって話もありますが・・・)
映画″Salt”でも従来の彼女らしい魅力で、ロシアとアメリカの2重スパイを演じ切り、最近公開されたTouristでも、なんだかその彼女のちょっと危ない魅力がみえるようで楽しみ。
ちょっと私はスパイ&アクション映画は苦手な分類に入るのですが、この新作も機会があれば見てみたいと思います。
″ Girl, Interrupted "のポスター。(ウィノナ・ライダー)
映画の中のアンジェリーナ。
映画の中のアンジェリーナその2。
かっこよすぎます☆・・・
その年のアカデミー賞の助演女優賞候補でありながら、アンジェリーナに奪われたため、受賞を逃した、"Boys Don't Cry”の中のクロエ・セヴィニー。
でも彼女のこの映画の中の存在感もすごかったです ^^)
少し最近ファッションから離れて、Askaのパーソナルな思い出から好きな映画や音楽の一部をご紹介しましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?
ではまた次回お会いする時まで☆
”サヨナラ、サヨナラ”
こんにちは!
返信削除お忙しいところお邪魔いたしまして、申し訳ございません。
実は、君のブログのスタイルと内容が好きです。だから、弊社のウエブサイトについての写真、リンクを付けるブログを日本語で書いてもらってほしいです。いかがでしょうか?もしやれば、ご連絡してください。
guoxin@tidebuy.net