2011年2月24日木曜日

Shea Seger is back ☆ 

みなさん、突然ですが、Shea Seger というテキサス出身のアメリカ人シンガー・ソング・ライターをご存知ですか?
丁度10年ほど前に、″The May Street Project "というたった1マイのアルバムをリリースし、特にClutchやLast Timeという曲で、イギリスやヨーロッパで成功を収めたにも関わらず、突如として消えてしまったシンガー。

私も彼女のこのファースト(そしてつい最近まで最後の)アルバムが大好きで、今でも時々思い起こして聴いたりするくらいでした。

そして、”本当に彼女はどこに行ってしまったんだろう・・・”と思うばかり。

しかし、今は色々な意味で便利な世の中。
思い立って、You Tubeで彼女の昔の曲を検索することに。
するとそこには、聴いたこのことのない曲名が数曲。
すると彼女は最近、10年のブランクのあとまた新しいアルバムを出したというではありませんか!!!
おーー!!これは早速大発見と思って聴いてみることに。
最初聴いた数曲は、”あ~・・でもやっぱり前の若い(21歳)の頃の方がよかったね・・(声も枯れているし)と思ったのですが、やっと”これは!”という曲に行き当たりました☆

その名は、” Shells of Men - 人々の貝殻 ”。
どうもこの曲の意味には、とても多くの意味があるようです。
10年間、彼女はこのミュージック・インダストリーから完全に姿を消し、思い立った彼女のファンが、”彼女はいったいどこにいったの?”という質問をウェブ上に他にも多数載せていて、誰もが知らないことばかり。
そして彼女は、このアルバムとともに、彼女の貝殻のふたを開けてみたのです。
彼女のHPには、その間に何が起こったのかが詳細に書いてありました。

時に欧米のミュージック・インダストリーは残酷です。
若い才能のあるシンガー・ソング・ライターを見つけては、自分たちの”都合の良い”風にイメージを作り上げ、流行に載せてそのたびにピック・アップする。
ただ口パクのように口を動かして歌っているだけの歌手であれば、どんなイメージにも作りあげられるし、それほど問題はないのかもしれません。

しかしSheaのように、(他にも同時期のFiona Appleや)とっても才能に満ち溢れ、その上ルックスのいい女の子たちは、この西洋のミュージック・インダストリーに利用されやすいようです。

そしてその”流れ”に逆行してきたときには、すぐに切り去るのも彼らの手法です。
なにせ、その目的は短期間で”売って、金儲けをする”ことしかないのですから。

とまあ少しネガティブな面ばかり書いてしましましたが、そのFiona Appleも久々にニュー・アルバムを近々出すと聞いて、楽しみにしているところ。

ではこのShea Segerの最近2月19日にロンドンのThe Borderlineで行われたライブから、新曲の”Shells of Men"をお聴きください☆

It will touch your heart ...

0 件のコメント:

コメントを投稿